去年9月、宮崎市内海で大規模な土砂崩れが発生して今月で1年が経ちます。

現場近くにある小学校では、児童たちが自然災害について理解を深める防災教室が開かれました。

(廣末圭治アナウンサー)
「去年9月、大雨の影響であちらの斜面で大規模な土砂崩れが発生し、住民生活に大きな影響を与えました」

宮崎市内海では、去年9月16日、大雨で幅100メートル、高さ70メートルにわたって土砂崩れが発生。
その影響で国道220号が通行止めとなったほか、JR日南線の青島・志布志間がおよそ3か月にわたって運休しました。

内海小学校で開かれた7日の防災教室には14人の児童が参加。
災害から身を守るために日頃から注意することについて説明を受けたり、実際に土砂崩れの現場から採取された岩に触れたりしました。

(担当者が岩盤を説明)「岩盤は、こういう所が岩盤だよ」

(児童)「これからいつ災害が起きるか分からないので気を付けて生活したいなと思いました」

(宮崎県中部農林振興局森林課 小川考洋副主幹)
「内海地区は特に海もそうだが山も近いので、常日頃から災害のことを頭に入れて暮らしていただければと思う」

また、7日は災害による停電時に照明として使える竹灯籠づくりも体験しました。