子どもたちの学習をサポートする取り組みです。
宮崎県延岡市が去年9月から実施している、学校に行けなくなった中学生を対象にしたオンライン学習支援。今月から、小学校高学年まで対象が拡大されました。

延岡市が取り組んでいるオンライン学習支援。
不登校など学校に行けなくなった子どもたちの新たな学びの入口を作ろうと、去年9月から中学生を対象にスタートし、今月から小学5、6年生も新たに対象に加えました。

小学5、6年生向けの配信は、週に2回行われ、2人の学習支援員が担当。
来月3日までは体験期間として、通常の2時間半よりも時間を短縮して実施しています。

学習支援には、今のところ4人の児童が申し込んでいて、児童たちは、19日、動画を見ながら地元の養殖漁業などについて学びました。

(オンライン学習支援員 大崎洋子さん)
「安心して学習できる場所、そして、『楽しいな』というふうなことを思える場所になれるといいなと思っています」

延岡市教育委員会によりますと、2年目を迎えた中学生向けのオンライン学習支援には、現在21人が登録していて、小中学生ともに随時、体験の受け入れを行っています。