プロ野球のレジェンドの引退です。
宮崎県日向市出身で、ヤクルトの青木宣親選手が、今シーズン限りで現役を引退すると発表しました。

(ヤクルト 青木宣親選手)
「2024年のこのシーズンをもちまして引退することを決意しました」

プロ野球で野手の現役最年長42歳のヤクルト 青木宣親選手は、13日、記者会見を開き、今シーズン限りで現役を引退することを発表しました。
日向市出身で、日向高校を卒業した青木選手は、早稲田大学からドラフト4位でヤクルトに入団しました。
その後、2012年から6年間メジャーリーグでプレー。
日本に復帰後も、日本選手4人目となる日米通算2500安打を達成するなど、活躍を続けました。
42歳で引退を決断した青木選手について、父・人志さんは。
(父 青木人志さん)
「私とすれば、いつかこの日が来るなとは思っていたが、よく今の年齢までがんばってくれたことには感謝しているから、ご苦労さんとしか言いようがない」

また、青木選手は、地元・日向市で行う自主トレに村上宗隆選手ら後輩を誘うなど、若手の育成にも貢献しました。
13日の引退会見では、サプライズで登場した村上選手が花束を渡すと、号泣。
(ヤクルト 村上宗隆選手)
「いい野球人生を送れているのは、青木さんと出会ったおかげですし、いつまでも感謝していますし、泣くつもりはなかったんですけど…申しわけないです」


これには青木選手も、もらい泣き。
青木選手は引退の理由について、「自分が思うようなプレーを見せられないのが一番」と答えましたが、これまでの野球人生は「100点満点」だったと感謝の言葉も述べました。
(ヤクルト 青木宣親選手)
「幸せな野球人生、やり残したことがない状況で現役生活を終えることができる。関わってくださった皆さんに感謝しています」


青木選手、21年間の現役生活、本当にお疲れ様でした。










