二酸化炭素排出量の削減に向け、宮崎県串間市が、地域電力会社と連携協定を結びました。

連携協定を結んだのは串間市と市内の地域電力会社「串間ナチュラルホースパワー」で、27日は串間市役所で、島田市長と「串間ナチュラルホースパワー」の磯部達社長が協定書を取り交わしました。

協定では、「串間ナチュラルホースパワー」が一般住宅などに無償で太陽光パネルを設置し、発電した電力を設置住宅に安価で供給するほか、余った電力を市に販売。
市は、その電力を積極的に活用し、二酸化炭素排出量の削減につなげることにしています。

島田市長は「官民が連携することで、カーボンニュートラルの取り組みが加速するものと期待している」と話しました。

(串間ナチュラルホースパワー 磯部達社長)
「脱炭素なまちづくりに対して企業の収益を活用して、市民の力、市民と一緒になって串間市全体がゼロカーボンに進むように努力していきたい」

「串間ナチュラルホースパワー」では、これから5年間で一般住宅200軒を目標に太陽光パネルの設置を進めることにしています。