先月、宮崎県美郷町の小学校に30年余りにわたって埋められていたタイムカプセルが掘り起こされました。

MRT宮崎放送の開局70周年記念特番でもその模様をお伝えしましたが、今回、美郷町の子どもたちが新たなタイムカプセルを埋めました。
どのような思いが込められているのでしょうか。

34年前に埋められた「タイムカプセル」

美郷町の旧北郷小学校跡地。
かつて校庭だった場所に子どもたちが集まった理由、それは「タイムカプセル」です。

実は、この「タイムカプセル」には、子どもたちだけではなく、大人たちの思いもつまっているんです。

先月29日、同じ場所で100人ほどの人たちが見守る中、一つの「タイムカプセル」が掘り起こされました。
なんと、34年前に埋められた「タイムカプセル」です。

タイムカプセルが埋められたのは、1990年。

美郷北義務教育学校の前身となる旧北郷小学校に通っていた168人の子どもたちが、思い出の品をカプセルに入れ、校庭の一角に埋めました。

1990年 MRTテレビ中継より
1990年 MRTテレビ中継より

ただ、開封する予定だった30年後の2020年は「コロナ禍」。
カプセルの掘り起こしは延期となりました。