通る街並みを刻んでいれてみたい

そして、去年6月、「ぐるっぴー」の鐘の制作を依頼された杉原さん。

まずは、鐘の原画づくりにとりかかりました。

杉原さんが描いたのは、アミュプラザみやざきや山形屋など中心市街地の風景です。

(三三鋳金工房鋳金作家・杉原木三さん)
「宮崎の『ぐるっぴー』ということで、通る街並みを刻んでいれてみたいなと思って。若草通りとかあって、この辺で左折して広島通り行って、また、駅の前に戻ってくるっていう、ルートの街並みを写した原画です」

今回、鐘には青銅が使われましたが、杉原さんは音が響きすぎないよう、錫の割合を通常よりも少なくするなど、配合を工夫して2つの鐘を完成させました。