納得のいく鐘の完成までに約1年

ただ、一つ苦労した点が…それは肝心な鐘の音でした。

(三三鋳金工房・鋳金作家 杉原木三さん)
「このハンマーのあたる場所があるが、ここの場所にもこだわっていて、微妙に響きが変わるじゃないですか。叩く場所で変わる」

思い描く鐘の音がなかなか鳴らず、試行錯誤の日々が続いたといいます。

(三三鋳金工房鋳金作家 杉原木三さん)
「『宮崎の音』を目指して、(まちなかグリスロ運行協議会の)日高さんと『あ~でもない、こ~でもない』と言いながらやった」

そして、およそ1年、ようやく納得のいく鐘が完成しました。

(三三鋳金工房・鋳金作家 杉原木三さん)
「『これが宮崎の音になるんだ』と、嬉しくてたまらなかった」