宮崎県庁で南海トラフ巨大地震の発生を想定した図上訓練が行われています。
9日の訓練には、県や消防などの関係機関からおよそ200人が参加。
県内で最大震度7を観測する南海トラフ巨大地震が発生してから51時間が経過したという想定で行われています。
訓練は、職員たちが9つの班に分かれて、人命救助や被災者支援などの対応の手順や情報伝達の方法について確認しました。
(宮崎県危機管理課 南海トラフ・大規模災害対策担当 瀬尾隆太主幹)
「人命救助のタイムリミットとされる72時間が迫っている中で、人命救助をやりながら、次の対策を考えていく」
県では、こうした訓練を通して災害対応のマニュアルを改善していくことにしています。