長年、西都原の桜を描き続けてきた宮崎県西都市の画家、弥勒祐徳さん。
現在、105歳の弥勒さんは、今月、3年ぶりに桜の作品を描き上げました。
一心不乱にキャンバスに向かう姿にカメラを向けました。
70年以上 神楽や郷土の風景など 大胆な筆遣いとダイナミックな作風
真っ青な空に映える満開の桜。今年も西都原の大地に春が訪れました。


この風景に魅せられ長年、桜と向き合い続けてきた一人の画家がいます。
西都市在住の弥勒祐徳さん(105歳)です。

(長男 猛さん)
「きょうは絵を描きますよ。桜の絵を描きますよ。よろしいですか?オッケー?」
弥勒さんは手を上げて応えます。

70年以上に渡り、神楽や郷土の風景など多くの作品を手がけてきた弥勒さん。
大胆な筆遣いとダイナミックな作風で多くの人を魅了してきました。
(弥勒祐徳さん 当時92歳・2011年撮影)
「やっぱり宮崎が好きなんですよ。だいたい私は絵を描いてメシ食おうなんて思わなかったんですよ。しょうがないから絵を始めただけこのとで」
中でも、弥勒さんが特別な思いを抱いたのが西都原の桜。これまで様々な桜の姿を描いてきました。
(弥勒祐徳さん 当時94歳・2013年撮影)
「この桜の花に負けないような絵を描いていかないといけない」










