最後の練習日 剣道の指導はこれが最後かもしれないという不安

3月31日。この日は、久峰中で森先生が指導する最後の練習日。
大勢の卒業生や保護者も集まりました。
この日、森先生は、剣道の指導をするのはこれが最後かもしれないという不安がありました。実は、心臓の病気を抱えているのです。

(森 慎二 先生)
「早く元気になって、もう一回、また(剣道を)やれる時期を求めて頑張らんといかんかなとは思ってます」

医者からは激しい動きを止められていますが…
力をふり絞り生徒たちひとりひとりと剣を交えます。


(森 慎二 先生)
「この年代で中学生と一緒に喜んだり泣いたり、ひとつの目標に向かって一緒にやれるというこんないい仕事はないなって。僕は常に思います」


先生と剣を交えた生徒たち、面の中の目には涙があふれています。

