この春、異動に伴い、宮崎市の久峰中学校を去ったある名物先生に注目します。
その先生ですが、剣道部の顧問として数々の実績を残している方です。
部活動を通して築かれた先生と生徒たちの絆にカメラを向けました。
廃部寸前だった剣道部を復活 団体で九州大会出場など数々の実績
宮崎市佐土原町の久峰中学校。
武道場では、剣道部の部員たちが日々、練習に励んでいます。


剣道部の顧問を務めるのが保健体育の教員の森 慎二先生(57歳)。
久峰中には5年前に赴任し、廃部寸前だった剣道部を復活させると、団体で九州大会出場を果たすなど数々の実績を残してきました。


しかし、この春、異動に伴い、森先生は5年間過ごした久峰中を去ることになりました。
(森 慎二 先生)
「久峰中は、剣道部が一回なくなりそうになった時点で生徒が入ってきてくれて復活というところからのスタートだったので、思いもあって、やはり寂しい思いが強いですね」

