能登半島地震の発生から1週間。石川県内の死者はこれまでに161人に上っています。7日から降り続いた雪の影響で、8日朝から被災地は雪かきに追われています。
JNN取材団 野崎まどか記者
「きのうからきょうにかけて珠洲市には雪が降りました。道路に積もっていて移動するのも一苦労です」
甚大な被害があった珠洲市内。7日から降り続いた雪で、朝早くから住民や自衛隊員が雪かきに追われました。
雪かきする住民(珠洲市)
「体力的にはちょっと大変だけどね…それ(雪)はしょうがない」
一方、輪島市の中心部でも1週間前から倒壊したままの家屋に雪が積もり、住民も雪への不安を口にします。
住民(輪島市)
「交通網が不安。金沢に避難する人もいっぱいいるやろうし、そこが滞るのも不安」
9日午前6時までの24時間に予想される雪の量はいずれも加賀・能登ともに平地で5センチ、山地で10センチとなっています。県内ではこれまでに161人の死亡が確認されていて、未だに103人の安否が分かっていません。