12日夜、線状降水帯によって猛烈な雨が降った石川県では、ため池が決壊するなど、被害の拡大が続いています。

富山県境に近い津幡町山間部の笠池ケ原地区では、ため池の「新三郎池」の一部が大雨で決壊しました。

決壊した新三郎池=石川県津幡町笠池ケ原、15日午前9時ごろ

津幡町は14日、ため池の下流に住む5世帯18人に一時避難指示を出しましたが、災害の危険が低くなったとして、15日午前8時に解除しました。

ため池は、2021年の大雨で一度決壊していて、本格的な復旧工事が始まる前に再び被害にあったということです。