石川県の中で最も雪深い地区が白山市の白峰です。平年の積雪が2メートルを超える豪雪地帯です。

冬の間は雪とともに過ごす白峰の人たちは、「雪を楽しむ」考えも根付いています。そのひとつが雪だるま祭りです。今回は「雪だるま2025」と銘打って7日の夕方から開かれます。

開催を前にした6日、久々江龍飛アナウンサーが雪深い白峰での準備の様子を取材しました。
白峰地区は、通常なら金沢から車で1時間ほどで行けますが、4日ごろからの石川県内での大雪の影響もあり、30分ほどさらにかかって到着。降っている雪は金沢よりも乾いている印象でしたが、積雪は2メートルを超えていました。

白峰で栃餅などの和菓子の製造・販売をしている「志んさ本舗」の織田つよしさんんは、雪の量は昔に戻ったと話します。
志んさ本舗・織田つよしさん「今降っている状態は、みんな『昔の白峰に戻ったね』という感じで言っている。例年温暖化で雪の量が減ってきて楽な冬を過ごしていたが、ここ2~3日で毎日1メートル近く降っている。」