夏の楽しみの1つといえば海開き。波打ち際に立っていると、足に何かがまとわりつき、くすぐったい感覚になることがあります。時折、チクッと刺されたような痛みを感じることも。原因は何なのか。専門家に聞いてみました。

海辺で足がこそばゆいと感じた時、ふと足元をみると、透明で小さな生き物が足の甲をもぞもぞと移動している場面に出くわし、はっとすることがあります。

ヒメスナホリムシ(のと海洋ふれあいセンター提供)

石川県のと海洋ふれあいセンターの東出幸真さんによると、その正体は「ヒメスナホリムシ」。サイズは5ミリ前後、ダンゴムシやダイオウグソクムシなどと同じ等脚類に属する生き物です。