金沢市の動物画家・西野健太郎さんによる「アニマルファミリー原画展」が石川県能美市のいしかわ動物園で開催されています。
6月14日の「Atta」では原画展からの中継、そして西野さんのアトリエにお邪魔した模様をお伝えしました。
いしかわ動物園の動物学習センターで開催されている「アニマルファミリー原画展」会場内にはたくさんの動物たちがいきいきと描かれています。
動物画家の西野健太郎さんです。こんばんは。

MRO 松村 玲郎リポーター:「こちらはいしかわ動物園の動物たちを描いた作品ですね」
そしてこちらの大きな作品はユキヒョウの親子をイメージして描いた作品です。
モチーフとなったユキヒョウの子どもは今年の3月31日にいしかわ動物園で生まれたばかり。

動物の親子の愛情や温もりが伝わる西野さんの作品。どのように制作しているのでしょうか?
西野さんのアトリエにお邪魔させて頂きました。

金沢出身の動物画家・西野健太郎さん43歳は25歳でプロの画家としてデビューしました。

西野さんは野生動物を描く画家などが所属する国際組織のメンバーとして、作品を通し自然や動物の保護の大切さを伝える活動をしています。

西野さんが手がけたジグソーパズルはなんと!
世界数十か国で販売されているんです。

西野さんの作品は、動物のスケッチから型紙をつくり、エアーブラシによる繊細な色付けによって毛並みの一本一本が躍動的に表現されています。
動物の親子や仲間が描かれた作品にには、家族への愛情や動物を優しく見守る心を持って欲しいという西野さんの願いが込められています。

その作品づくりは一度描くと修正できない緊張感があります。
西野さん:「目の光の位置によってやはり表情が全然違ってくるので、光は必ず仕上げの一番最後に入れる。動物に命を吹き込むようなそういう気持ちで。最後の儀式のような感じでいつも入れています」
