21日夜、富山県内で北陸新幹線の線路脇にあるケーブルから火花が出ているのを列車の運転士が見つけ消防に通報しました。この影響で北陸新幹線は一時、運転を見合わせ、列車に最大で1時間31分の遅れが出ました。

21日午後9時27分ごろ北陸新幹線の富山駅と黒部宇奈月温泉駅の間の線路脇にあるケーブルから火花が出ているのを新幹線の運転士が見つけ消防に通報しました。

このため北陸新幹線は、新潟県の上越妙高駅と富山駅の間で一時、運転を見合わせ、金沢方面の下り線は50分後の午後10時17分に、長野・東京方面の上り線は約2時間後の午後11時30分にそれぞれ運転を再開しました。

この影響で上下6本の列車に最大1時間31分の遅れが出て、約2900人に影響が出ました。JR西日本はケーブルから火花が出た原因を調べています。