「相撲の稽古は一歩ずつ死に近づく」 高田川親方の究極の指導方針

入門から1年余りたった2011年(平成22年)の名古屋場所前、輝は本名の達のしこ名で三段目の地位で土俵に上がっていた。

突き押し相撲を磨くべく、申し合いやぶつかり稽古を精力的に行う達。ぶつかり稽古は「仕上げ」の意味合いがあるが、それが終わってからも親方のゲキは飛んだ。

高田川親方(元関脇・安芸乃島)「なんだその四股はコノヤロ!足プルプルプルプルしやがって」

稽古の厳しさ、激しさには定評のある高田川部屋だが、指導者として必要なことを究極的な言葉で親方は語っていた。

高田川親方(元関脇・安芸乃島)

高田川親方(元関脇・安芸乃島)「相撲の稽古は一歩ずつ死に近づくような稽古なんですね。ですから、最終的には最後まで自分で追い込むことはできないんですよ。そこが親方の仕事と思ってるんですね。追い込んでやるってことですね」