5万人から20万人へ――成長の転換点
急成長のきっかけは、2026年3月にありました。石川県が物価高騰対策として2000円相当のトチカを、北國銀行が5000円相当のポイントをそれぞれ給付するキャンペーンが起爆剤となったのです。
5万人だった登録者は5月には13万人に急拡大し、現在は約20万人に達しています。銀行側が負担したポイント費用は10億円にも上る計算です。
北國銀行・山﨑勝取締役常務執行役員デジタル部長「地域が疲弊していくのに、銀行だけが潤うということにはならない。地域経済が豊かになることが、長期的に銀行にとってのプラスになる。」
10億円を「コスト」ではなく「地域経済への先行投資」として捉えるこの視点は、短期的な収益最大化を優先する論理とは一線を画した判断です。











