北陸放送は、現在の局舎がある金沢市本多町の再開発に伴い、2030年秋に本社社屋を移転する方針を固めました。移転先は、金沢市中心部にある北國新聞会館で「まちなか放送局」としての新たな一歩を踏み出します。

北陸放送の本社「北陸放送会館」は1968年の完成から築58年と老朽化が進んでいて、2030年に迎える放送設備の更新にあわせて新局舎の整備が必要となっていました。
北陸放送は、放送設備のコンパクト化により、大きな局舎が必要なくなることや、建設コストを魅力的なコンテンツ制作、人材育成への投資に充てるべきという判断のもと、新たな局舎を建設せず、北國新聞会館への移転を決めました。

金沢市中心部・南町にある北國新聞会館は、1991年に完成した地下3階・地上21階建ての建物で、1階にはテレビスタジオに必要な天井高を備え、中継用アンテナも設置できるなど技術的要件を満たしています。
北陸放送は、近く北國新聞社と移転に関する基本合意書を締結する方針です。
また、2027年4月に分社化する「MROラジオ」やグループ会社「北陸アイティエス」の北國新聞会館への移転も決まっています。

移転後の本多町では、松風閣庭園の景観や兼六園などの観光地に近い立地を生かし、富裕層向けホテルを軸とした再開発事業を進める計画です。











