金沢地方気象台は向こう3か月の長期予報を発表し、12月は当初の想定よりも冬型の気圧配置が長続きせず、気温も高く推移する見込みとなりました。

金沢地方気象台が25日に発表した3か月予報によりますと、12月は冬型の気圧配置が長続きせず、寒気の影響を受けにくい見込みです。このため、平年に比べて雨や雪の日が少ないでしょう。気象台は当初、12月は寒気の影響を受け、気温が平年に比べて低くなると予想していましたが、一転して平年よりも高くなる確率が大きくなりました。

ただその後は平年でも冬型の気圧配置となり寒気が強まる時期となるため、一時的に大雪となる可能性があります。

またおととし12月には、重く湿った雪で倒れた木々が道路を塞いだり、電線を切断したりして停電が発生する被害が出ていて、気象台は早い時期から冬への備えを進めてほしいとしています。