石川県内4つの学校で集団かぜが発生し、患者の数は153人に上っています。

集団かぜが確認されたのは▽金沢市の金沢西高校の1年生96人と、▽金沢高校の2年生31人、▽小松市の月津小学校の3年生9人と▽白山市の松任小学校の2年生17人です。

石川県によりますと、児童や生徒には38度以上の発熱に加え、のどの痛みや咳など、インフルエンザとみられる症状が確認されているということです。いずれも新型コロナウイルスとの診断は受けていません。

集団かぜが発生した学校では5日または6日まで学級閉鎖や学年閉鎖の措置が取られます。
石川県は新型コロナとの同時流行にも注意が必要だとして、手洗いや換気などの基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。