警察官になるためにその知識や技能を学ぶ警察学校。学生は何を学んでいるのでしょうか。入社1年目の記者が1日入校体験してきました。
MRO北陸放送 野﨑まどか記者
「社会人1年目、この秋に警察担当になったばかりの野﨑まどかです。きょうは警察学校の1年生、初任科生として潜入してきます」
警察学校は、警察官に必要な知識や技能を身に着ける場所で、はじめに「初任科生」として大学卒業程度で6か月、高校卒業程度で10か月入校します。その後現場での実習や再び警察学校での学習などを経て晴れて警察官になります。

まずは、落とし物の受理を体験。学生は落とし主の役、私は警察官役を務めます。

野﨑記者(警察官役)
こんにちはどうされましたか
学生(落とし主役)
「財布を落としてしまいまして」
野﨑記者(警察官役)
「まず今住まれている場所をお伺いします」
学生(落とし主役)
「石川県…」
アドバイス役の学生
名前は落とし主のものであった場合は○○名義って…
間違えたところを数えてみると…
「7個。7個間違えました。ありがとうございました。難しいですね」
初任科生 窪田璃恩さん
「辛いと思うことはいっぱいあるんですけど、やっぱり周りのみんなが最後まで支えてくれたり応援してくれたりするので力をもらって乗り越えることができています。現場に出た時も何か辛いことや相談事が合ったら相談して、お互いに今よりも成長した形で最後警察官を終えることが出来たらいいなと思っています」

野﨑記者
「食事です。楽しみです、お腹がすきました」
学生と同じように、自分たちで盛り付けをします。