石川県加賀市で1日、特定外来生物のセアカゴケグモが見つかりました。けが人はいませんでした。

石川県自然環境課によりますと1日午後4時20分ごろ、北陸自動車道下りの尼御前サービスエリアに勤務する従業員が、施設の外でセアカゴケグモのメス5匹とその卵のうを見つけたということです。メス5匹は発見した従業員によってその場で駆除され、けが人はいませんでした。

セアカゴケグモはメスのみが毒を持ち、体長は7ミリから1センチ程度、全体的に黒色で背中や腹部には赤い模様があります。

石川県は、セアカゴケグモを見つけた場合直接踏みつぶすか、家庭用の殺虫剤を直接吹きかけて駆除するよう呼びかけています。

石川県内でセアカゴケグモが見つかるのは15例目で、去年9月に小松市で見つかって以来となります。