地震は当たり前の日常を過ごしていた人たちから明るい未来を奪いました。
4月1日で発生から3か月、今を生きている私たちが伝えていかなければならないことがあります。

先月2日。昨年度のこども音楽コンクールで最優秀の文部科学大臣賞を受賞した小中学校による記念演奏会が東京で開かれました。


合奏部門で受賞したのは金沢大学附属小学校の弦楽合奏部の児童たち。曲はジョージ・ガーシュウィン作曲「パリのアメリカ人」です。

ただ、ビブラフォンを演奏する席には奏者の姿がありません。

5年生だった大間優香さん。元日の地震による土砂崩れで母・はる香さんと弟の泰介くん、湊介ちゃんとともに尊い命を亡くしました。