自然豊かなふるさとの川を守ります。
金沢市の犀川などで郷土料理にも使われるカジカゴリが放流されました。

金沢漁業協同組合は、金沢市からの委託を受け、毎年カジカゴリを放流していて、今年で25年目です。

17日は組合員10人が石川県の犀川や浅野川で体長2~3センチほどの稚魚およそ1万2000匹を放流しました。

唐揚げや佃煮など金沢の郷土料理として親しまれるカジカゴリは、冷たくきれいな水質を好み、3年ほどでおよそ10センチに成長するということです。

県の生息調査によりますと、市内のカジカゴリは年々増加しているということです。

金沢漁業協同組合・八田伸一組合長「自然に増えている。私達のやってきたことが少しずつ身を結んでいる。本当のカジカゴリは金沢独特のもの。大きくなってほしい。」

漁業協同組合は今後、10月にアユの増殖なども予定しています。