能登半島地震で全壊した輪島塗りの工房から無傷で見つかった「奇跡のチェロ」によるチャリティーコンサートが26日、輪島市内で開かれました。
地震で全壊した輪島市横地町の大徹八井漆器工房から無傷で見つかった「輪島塗チェロ」。
輪島中学校の体育館で26日、この奇跡のチェロによるチャリティーコンサートが開かれ、今年2月にグラミー賞を受賞したチェロ奏者エル・マツモトさんと、ピアニスト斎藤龍さんが共演しました。
今回のコンサートは能登の震災の教訓を風化させず希望をいつまでも忘れない、という願いが込められています。
コンサートでは世界平和を願ったパブロ・カザルスの名曲「Song of the Birds」など12曲が演奏されました。
エル・マツモトさん「温かさが遠くまで届くというかオルゴールのような柔らかい聞いたことがない音」
集まった100人余りの観衆は復興の象徴となったチェロの美しい音色に魅了されていました。
 

 
   
   
  









