民間主導の取り組みで復興の機運を
辺本良治さん「(外部の方が住民の意見のとりまとめをするのは難しいが)でもそれをしていかないと。外部の知識のある人達から現状の打開策を提案してもらえたら嬉しい」
メンバーは寺の境内で液状化で傾いた本堂や通路を歩いて、被害の現状を確かめていました。

東京科学大学・藤田浩二副学長「(地面の傾きによる健康被害の)データを集めることで皆さんのお役に立つこともあるだろうし、この先またどこかで起きた時にお役に立てるんじゃないか。科学的な立場でデータを取って貢献出来たらと思っている」

産学研究所・八十出浩之代表「(今の内灘に避難している)皆さんが戻ってくるか。難しいと思っている。希望は産学連携の聖地みたいに。いいフィールドにならないかなと。全く違ったコミュニティー(を構築したい)」
八十出さんは、内灘町の被災を風化させないよう、民間主導の新しい取り組みで復興の機運を高めていきたいとしています。