低気圧の接近に伴い、石川県能登地方では高潮への不安も高まっています。能登町宇出津のいやさか広場は、能登半島地震のあとの地盤沈下で、繰り返し冠水するようになり、近くの道路にも海水が押し寄せています。

港に近い焼肉店には用水路から海水が逆流する事態になっています。

焼肉精香園・朝海明男さん「これは海の水ですね。海水。海面より低い所に流れこんじゃっている状況。地盤が完全に下がって、20センチくらいは確実に沈下してるんで、それで海面より低くなってこの時期潮位が上がると海水が流れ込んできている状況ですね」

地震後は、足のくるぶしの高さまで浸水することもあり、営業できない日もあるといいます。