現在は築130年が経ち老朽化が進んだため、移築後初めての改修工事が去年12月から始まりました。
茅を取り外すと立派な柱や梁が姿を見せました。
そして、2024年4月からは真新しい茅の葺き替え作業も始まりました。

風雪に耐えられるよう、これまでよりも厚く茅を葺き、販売形態もドライブスルー方式を加えて店舗がリニューアルしました。
芝寿し 越野智也さん「もともと茅葺き屋根が特徴の店舗なので古い技術を活かして作られたお店なのでそこを見て欲しい」新店舗は吹き抜けとなり、下から見上げる柱や梁、茅葺き屋根から当時の建築様式を伺うことができます。
客は・・・「広くなって明るくなった気がします。茅葺き屋根の建て物だったんだと初めて感じました」
創業者の「もったいない精神」を引継ぎ、貴重な建物を後世に伝えようと、芝寿しでは国や自治体に文化財指定の申請を予定しています。