通行再開を歓迎しているのは地元の住民だけではありません。タクシー運転手の松浦時雄さん。土砂が崩落した現場の近くに住む親戚の家を見に神奈川県から訪れた女性を迎えに行くため、久しぶりにタクシーを走らせました。輪島市の中心部へはこれまで1時間近くかかっていましたが、道路の開通によってわずか15分に短縮されました。

神奈川から来た女性
「たまたま1か月前に飛行機をとった。そのときは道路のめどはなかったが、たまたまきょう開通ということで間に合った。びっくりした。15分くらいで来てもらえて」