【考えられる理由2】ツルツルの鋼鉄管 「固着剤」注入せず“摩擦”が働かなかった?

 考えられる2つ目の理由が、「鋼鉄管の材質」。突出した管の表面を見るとツルツルしているため、土の部分と“摩擦”が働かなかった可能性があると言います(米田昌弘名誉教授)。

 水を抜く前に土と鋼鉄管の間に「固着剤」を注入することがあるそうですが、大阪市はこの固着剤を「入れない」判断をしたようです。

<大阪市の説明>

▼「掘り進める際に鋼鉄管と土の間に隙間があれば入れる」
▼「今回は土の圧で固定されるため固着剤は入れないと判断」

 固着剤が注入されなかったことで、管がツルツルとせり上がってきた可能性が考えられます。