歩行者が消える⋯?2つ目の現象「幻惑」

横断している歩行者が、対向車に近づいて「蒸発現象」によって見えづらくなった時、対向車がハイビームに切り替えてしまった場合、「幻惑」という現象が発生します。これは、対向車のハイビームが眩しくて歩行者が見えなくなってしまう現象です。つまり互いの車が安易にハイビームに切り替えると、どちらの車からも歩行者が見えない⋯という危険な状態となります。

そして、歩行者からすれば、自分が眩しいくらい照らされて明るいので「車の運転手は自分のことが見えている」と思ってしまい、全く警戒しなくなってしまうんです。

互いの車がともにハイビームを使って、道路を横断している歩行者に気づかず減速しない⋯。そして歩行者は「車が自分に気づいている、減速してくれる」と思い込んでしまう⋯。こうした悪条件が重なった結果、命を落としてしまう交通事故へと繋がってしまいます。

では、もし、車を運転していて「蒸発現象」や「幻惑」に遭ってしまったら、どうすれば良いのか