高知県内は、長引く少雨の影響で、深刻な渇水状態が続いていましたが、ここ最近の「恵みの雨」で、県内のダムの貯水率が回復傾向にあります。これを受け高知市は2日午前、2月から実施していた「第1次給水制限」を解除しました。

◆中屋裕貴 記者 
「高知市の鏡川上流の鏡ダムです。先週のまとまった雨の影響で水位は上昇し現在は72メートルほどです」

高知地方気象台によりますと、1日までの1週間で降った雨の量は、高知市で144.5ミリ、本山町で123.0ミリなどとなっていて、この影響で県内のダムでは貯水率が上がりました。

高知市の主な水源となっている鏡ダムは、2日午前8時現在で74.5%に回復。大渡ダムも63.1%まで上昇しました。

高知市は2日朝、渇水対策本部会議を開き、2月12日から実施していた「第1次給水制限」を午前9時をもって解除することを決定。市内5か所に設けられていた応急給水所も順次閉鎖されます。また、河川からの「取水制限」についても緩和され、生活用水などの上水制限が60%から40%に引き下げられたほか、農業用水は30%に、工業用水は80%にそれぞれ引き下げられました。

◆高知市上下水道局 土居智也 次長
「2月12日から給水制限を実施しましたけれども、それに対して協力いただいたことに感謝を申し上げます。市民には引き続き節水をできる限りで構いませんので、協力をお願いします」

大渡ダムについては依然として例年より貯水率が低く、取水制限も続いているため、高知市は市民に対し引き続き節水を呼びかけています。

さて、今後の天気ですが、2日昼過ぎから降り始めた雨は3日にかけても続く見込みで、県内多いところで100ミリの雨が予想されています。