勇気ある行動が少年の命を救いました。2025年10月、高知県中土佐町の海で沖に流された少年を救助したとして、4人のサーファーに感謝状が贈られました。高幡消防組合から感謝状が贈られたのは佐竹将典さん、藤崎桂右さんら4人です。

事故が起きたのは2025年10月8日の夕方でした。中土佐町の大野浜でサーフィンをしていた男子中学生が、波にさらわれ沖に流されました。助けを求める声を聞き、最初に少年の元へ向かった佐竹さん。当時、あたりは暗くなり始めていて、ヘリコプターの救助を待っていては間に合わない恐れがありました。そこで佐竹さんは、友人と協力して少年をサーフボードに乗せ、自力で泳いで戻ることを決断。およそ300メートル離れた岸まで運びきりました。