任期満了に伴う高知県三原村の村長選挙が9日に告示され、9日午前11時30分までに、新人2人が立候補しています。

9日に告示された三原村長選挙に立候補したのは、届け出順に、元小学校長の大塚昭(おおつか・あきら)候補(74)と、元国会議員の武内則男(たけうち・のりお)候補(67)の、いずれも無所属・新人の2人です。

大塚候補は三原村出身の74歳で、証券会社に勤務した後、高知県内の小学校の校長や、三原村森林組合の組合長などを務めました。人口減少対策として子育て世代などが暮らしやすい住環境整備を行うほか、村有林を活用した農林業の振興や、教育の充実などを訴えています。

武内(たけうち)候補は三原村出身の67歳で、高知市の職員や市議会議員を務めた後、参議院議員を1期、衆議院議員を1期務めました。雇用創出を目的に地域の特産品をブランド化して販路拡大を図るほか、高台という立地を生かした災害時の拠点づくりなどを訴えています。

立候補の受付は9日午後5時までですが、新人2人による一騎打ちの選挙戦となる可能性が高くなっています。投票は12月14日(日)で即日開票されます。