高知県黒潮町の中学生が地元の駅を拠点に地域を活性化させようとイベントを行いました。

土佐佐賀駅で”駅びらき”を行ったのは、佐賀中学校の2年生12人です。佐賀中学校では総合学習の一環で、地域を活性化しようと「笑顔輝く佐賀」をテーマに活動しています。駅から賑わいの輪を広げようと、構内の空きテナントに地域の歴史や魅力を伝える写真や、総合学習で学んだ内容をまとめたパネルを展示。

また、駅で営業する喫茶店の協力を得て一杯、100円でアイスコーヒーを販売しました。訪れた人は写真を眺めたり椅子に座って話をしたりと和やかな時間を過ごしていました。

(訪れた人)
「(中学生の取り組みは)地元にとってはうれしいことですね。ありがたいことです」

(佐賀中学校2年生)
「(駅が)まちのひとと交流したり、楽しく話できるスペースになってほしいし、ずっと交流が続くようなまちになってほしいです」

写真やパネルの展示は10月31日までで、25日は2025年で20回目を迎える「土佐さがのもどりガツオ祭」が「カツオふれあいセンター黒潮一番館」で開かれます。