学生たちの学習環境をより快適にしようと、大学の構内にコンビニエンスストアが出店されました。

大学構内にコンビニがオープンしたのは高知学園大学・短期大学です。これまでに学生から「コンビニを作ってほしい」との要望があり、その中で食堂を運営していた業者が7月に撤退。研究や国家資格取得に向け、夜遅くまで勉学に励む学生たちの思いに応えようと、「ファミリーマート」が出店を決めました。ファミリーマートが高知県内の大学に出店するのは今回が初めてです。営業時間は午前7時半から午後8時までで、学内でこれまで買うことができなかった文房具も販売されています。

(利用者)
「学校で甘いものが食べれるのでうれしい」

(利用者)
「(食堂は)お昼しか開いてなかったけど、(コンビニは)朝からも開いているからおやつも買える」

(利用者)
「『ファミチキ』です。疲れた後に食べる『ファミチキ』は別格なので、おいしく食べたいと思う」

(高知学園大学・短期大学 山下文一 学長)
「この地域は商店はない。文房具や食べ物を調達するためには、学外に夜間出て行かなければいけない。安全面も含めて学内にこういった施設ができることは、学生の環境が整う第一歩だと思う」

学内のコンビニは現時点で高知学園グループの関係者のみ利用できますが、大学は今後、地域の人たちの利用も検討していくとしています。