兵庫県尼崎市で男性を拉致・監禁したあと、刃物で突き刺し殺害した疑いで、24日、暴力団組員の男ら4人が再逮捕されました。男性の遺体は大川村またはその周辺に遺棄されたと見られ、兵庫県警が捜査を進めています。

再逮捕された指定暴力団「東組」傘下の組員、三谷晃平容疑者(27)ら男4人は、2025年6月、兵庫県尼崎市の路上などで23歳男性の顔面などを殴ったり蹴ったりした上、大阪府能勢町の家屋で足を刃物で突き刺し、殺害した疑いがもたれています。警察は、男性を拉致・監禁したなどの疑いで2025年7月以降に三谷容疑者ら男女10人を逮捕。男性の遺体はまだ見つかっていませんが、容疑者らの携帯電話の捜査などから、殺害されたあとに車何台かに乗せ換えられながら京都府を経由し、高知県内に遺棄されたとみられています。

一連の事件を巡っては土佐町に住む無職、大坪美砂被告(28)が共謀の上、男性の遺体を大川村またはその周辺の場所まで運搬し、遺棄した疑いで逮捕・起訴されています。