取材班はまず、「岩井のおかねさん」がいたとされる土佐清水市に。
(尾﨑アナウンサー)
「おかねさんに詳しいという方と約束ができていますので今から土佐清水市に行ってみたいと思います」

車で走ること2時間半。
(尾﨑アナウンサー)
「おはようございます。よろしくお願いします」
土佐清水市宗呂出身の尾﨑富貴(おざきふき)さん。

子供の頃からおかねさんの話を聞いて育ったという。
(尾﨑アナウンサー)
「おかねさんはどんな人物だったんですか?」
(富貴さん)
「馬をかつぎあげたとか、化物を一発で倒したとか、大蛇も倒したとか伝説がいっぱいありますね。すごい距離を短い時間で移動したとかね」

(尾﨑アナウンサー)
「お仕事は何をされていたんですか?」
(富貴さん)
「猟師もしよったし、百姓もしよったし、農閑期には奉公にも行っちょったみたいです」
(尾﨑アナウンサー)
「奉公というのは?」
(富貴さん)
「庄屋の家の農作業などを手伝っていた」
(尾﨑アナウンサー)
「ちょっとあのエプロンのイラストが気になってたんですけど…もしかしてこれがおかねさんですか?」
(富貴さん)
「そうです」
(尾﨑アナウンサー)
「かわいらしい、もっと劇画調で勝手にイメージしてたんですけどこれを描かれたのはどなたなんですか?」

(富貴さん)
「わたし描きました。マジックでシャカシャカっと。おかねさんはすごい美人で、色白の美人の人やった」
富貴さんが聞かされてきた、おかねさんのエピソードがこちら。

「おかねさんは力もち!!お殿様、どうぞお通り下さい言うたと!」

「おかねさんはてっぽうの名人!!化物も大蛇も一発で倒したと!!」

土佐清水市が発刊している土佐清水市史にも、「伝説、岩井の阿兼(おかね)」の記述が!

