サッカーJ3第21節、高知ユナイテッドSCは、19日、アウェーでカマタマーレ讃岐と対戦し、2-1で逆転勝ちしました。
12位の高知ユナイテッドSC(勝ち点25)は、18位のカマタマーレ讃岐(勝ち点20)とアウェーで対戦しました。
両クラブにとって勝利しか許されない“ダービーマッチ・土讃戦”で、5月6日の12節では2-0で讃岐が勝利を収めていて、高知にとってはリベンジマッチです。高知はGKに大杉啓を先発起用したほか、香川県出身のMF高野裕維も地元で“凱旋先発出場”しました。
試合は前半、0-0の攻防が続きましたが、前半34分、讃岐のDF附木雄也が高知陣内中央の深い位置にロングボールを送ると、FW川西翔太につながり、そのまま川西が放ったループシュートが決まり、ホーム・讃岐が先制します。【高知0-1讃岐】
ビハインドとなった高知は後半6分、讃岐陣内ペナルティーエリア手前でフリーキックを得ると、“地元凱旋出場”の高野がキッカーを務めます。高野はグラウンダーのボールでゴールを狙うと、ボールはそのままゴールに吸い込まれ、相手の意表を突く“直接フリーキック”が決まり、高知が1-1の同点に追いつきます。【高知1-1讃岐】
そして後半39分、高知は敵陣でのスローインから上月翔聖がゴール前にロングスローを入れると、こぼれ球を小林大智→東家聡樹とつないで、新谷聖基がシュート。そしてキーパーが弾いたボールを、最後は東家が押し込みました。東家の今シーズン2ゴール目となる逆転弾で、高知が試合をひっくり返します。【高知2-1讃岐】
そして、試合はこのまま高知が2-1で勝利し、四国ダービー“土讃戦”のリベンジを果たしました。高知は暫定でJ3・8位、勝ち点28とし、J2昇格プレーオフ圏内:6位・奈良との勝ち点差は「2」です。(7月19日終了時点)