1日夜、四国・高知県の上空を、米軍機とみられる機体が飛行していたことがわかりました。市街地の上空をプロペラ音を響かせて飛行していたほか、その5分後には3機が集団飛行する様子もデータで確認されています。
高知県危機管理部によりますと、1日夜、越知町の上空を米軍機とみられる飛行機が飛んでいるのが目撃され、高知県に情報提供があったということです。目撃された飛行機の機種はわかっていません。
また、1日午後10時55分ごろには、高知市上空を大きな音を立てて飛行する機体が目撃されています。飛行機は、「ブーン」というプロペラの大きな音を響かせて飛行していました。
航空機の位置情報などを公開している「フライトレーダー24」のデータによりますと、高知市上空で目撃された飛行機は、アメリカ軍の輸送機とみられています。
通常の飛行機は高度3万3000フィート(約1万m)上空を飛びますが、1日夜に高知市上空で目撃された輸送機は、高度1万2450フィート=3794.76mを、180ノット=時速333kmで飛行していました。

「フライトレーダー」のデータからは、この機体が、徳島県や愛媛県上空を飛行していたこともわかります。