高知県の公立の小・中・高校・特別支援学校の教員採用試験が、31日から始まりました。今年から新たに導入された「大学3年生に内定を出す試験」には、あわせて59人が応募しています。

公立学校の教員採用試験は、2025年は全体で去年より96人少ない、1376人が応募しています。教員のなり手不足が続き、応募者数は4年連続で減少しています。

全体の倍率は去年より0.6ポイント低い5.3倍となっていますが、高知県教育委員会は「一定数、確保できている」としています。

また、人材確保のため、小学校教諭を対象に今年度から導入された「大学3年生に内定を出す試験」については、以下2つの区分に、あわせて59人が応募しています。
▼早期名簿登載型…今回2次試験に合格すれば2027年度の採用:17人が応募
▼事前認定型………今回1次試験に合格すれば来年の1次試験が免除:42人が応募

1次試験の結果は、6月27日に通知されます。