高校生と大学生が、日曜日に開催されるイベントに向けて、東京のプロのダンサーから指導を受けています。練習は、リモート。オンラインを活用することで都市部と同じような練習環境を整えようという取り組みです。
リモートでダンス指導を受けているのは、高知県立山田高校のダンス部員と高知工科大学ダンス同好会の学生たちです。12月15日にイベントでの発表を控えていて、練習が佳境を迎えています。


このリモート指導は、県が行っている取り組みです。
全国的に部活動における外部指導員の導入が検討されている中、課題となっているのが指導員の確保。オンラインを活用して都市部と同じような練習環境を整えようと、今回は、東京のプロダンスチーム『セプテーニラプチャーズ』のメンバーが、およそ3か月に渡って指導していて、11日も生徒たちは、体の動かし方や表現方法などを教わっていました。

(県立山田高校ダンス部 吉村亜彩妃さん)
「(プロのアドバイスは)すごく参考になるし、自分に足りないところがあると気づけるので、いいと思います」

(高知工科大学ダンス同好会 木村優成さん)
「高知まで来てもらって指導してもらうのは、時間もかかるし、なかなか月に1回など、頻繁にやってもらえないので、そこがオンラインのいいところだと思います」

成果の発表の場となるダンスイベントは、12月15日、土佐市の「つなーで」で開かれる予定です。
