2025年春に卒業する高知県内の高校生の就職を支援する面談会が高知市で開かれました。
面談会は2025年春に卒業する県内の高校生を主な対象に、高知労働局と県などが毎年この時期に開いています。

6日は就職先が決まっていない県内の高校生34人が製造業や建設業など県内外49社と面談を行いました。

生徒たちは興味のある会社のブースを訪れ、担当者に仕事のやりがいや給料の仕組みなどを聞いて、就職活動に生かそうとしていました。

(製造業に興味)
「求人票で見た内容より少し違うところもあって、知らなかったことに気づけました」
(宿泊業に興味)
「大学を卒業したほうがいいと言われる社会で、高校卒だと給料が低かったりするんですけど、全然そんなことはなくて、高校卒業から仕事をして、しっかりスキルを身に付けた方が僕はいいと思いました」

高知労働局によりますと、売り手市場の現在、面談会に参加を希望する企業が年々増える一方で、高校生の参加者が減少傾向にあります。

(高知労働局 吉川武 職業安定部長)
「仕事を探している方、学生からすると、企業を選べる立場にあるわけですけど、逆に情報が非常に多くなっていますので、なかなか選びにくくなっていると思います」

高知労働局は、今後も高校生に県内企業の魅力を伝えるイベントなどを開いていく方針です。










