10月27日が投開票の衆議院議員選挙。前回、投票率が低かった若者に、投票に行ってもらおうと、高知県高知市の大学でアンケート調査が行われました。
このアンケートは若い世代に投票所に足を運んでもらおうと高知県選挙管理委員会が21日から高知県内の大学で行っていて、23日は高知大学・朝倉キャンパスが会場でした。

県選挙管理委員会によりますと前回の衆院選の県内の投票率は57.34%でしたが、20代の投票率は世代別では最も低かったということです。

用意されたボードには「投票に行かない」、「行くかまだわからない」「かならず行く」「期日前投票にはもう行った」の4つの項目があり、学生たちはシールで自分たちの考えを示していました。
(学生)
「選挙というのは与えられた権利なので、権利というのはしっかり行使していきたいなというふうに考えている」
「行きたい気持ちはあるんですが、その日予定があって、投票時間に間に合うかどうか分からないので「まだわからない」にしました」
「若者がついていける感じの雰囲気が無くて、若い人が気になるような取り組みとか活動がニュースとかで流れたら興味あるなと思います」
「住民票移してなかったら、地元に帰るのもお金がかかるし、どうしてもハードルが上がってしまうので住民票移してなくても投票に行けるような仕組みができたらもっと投票しやすくなるのかなと思います」
23日のアンケートでは「かならず行く」「期日前投票にはもう行った」が全体の42%を占めました。県選挙管理委員会は「選挙があることを知ってもらい、積極的に参加してほしい」としています。高知大学には、24日と25日、期日前投票所が開設されます。











