衆院選についてJNNでは15日から16日にかけて全国の有権者にインターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。高知1区・2区ともに自民党が先行し、立憲民主党・日本共産党が追う展開となっています。
高知1区に立候補しているのは、届け出順に自民党の前職、中谷元(なかたに・げん)候補(67)と、立憲民主党の元職、武内則男(たけうち・のりお)候補(66)の2人。

高知2区に立候補しているのは、届け出順に日本共産党の新人、浜川百合子(はまかわ・ゆりこ)候補(44)と、自民党の前職、尾﨑正直(おざき・まさなお)候補(57)の2人です。

序盤情勢についての調査は15日と16日の2日間、インターネットを使って行い、1144人から回答がありました。

高知1区では自民党の前職、中谷候補が自民支持層のおよそ6割、無党派層のおよそ3割から支持を得ていて、年代別では70歳以上で5割を超えています。
立憲民主党の元職、武内候補は立憲民主党のおよそ3割、共産党のおよそ2割から支持を得ていますが、野党支持層の票をどこまでまとめられるかが焦点です。
高知2区では自民党の前職、尾﨑候補が自民党のおよそ5割、無党派層のおよそ3割の支持を得ていて、年代別でも若い世代から高齢者まで幅広く支持されています。
日本共産党の新人、浜川候補は日本共産党・立憲民主党の2割強から支持を得ていて、無党派層からの支持が自民候補を上回っていますが、野党共闘がどこまで進むのかが鍵を握っています。
今回の調査ではおよそ3割の人が投票先を決めていないと答えていて、今後、情勢が変わる可能性があります。衆院選の投票は10月27日に行われ、即日開票されます。










