27日の投開票を前に、若い世代に投票に行ってもらおうと、高知市の専門学校生がキャッチコピーを考えました。
キャッチコピーを考えたのは、高知市の龍馬デザイン・ビューティ専門学校の生徒64人です。高知県選挙管理委員会などが行っている3回目の取り組みで、生徒たちは、選挙の仕組みやキャッチコピーを考えるコツを学んだあと、若い世代が投票に行きたくなるようなキャッチコピーを考えました。
自分たちで優秀作品を選び、最も票が集まった作品がこちら。

「その一票、“ちりつも”です。」
2年生の笹岡穂乃香さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
(最優秀賞 笹岡穂乃香さん)
「たった一人が一票入れたところで、政治や社会は変わらない、無駄」と思っている人が若者には多いと思うが、その一票を積み重ねることで大きな力になる、“塵も積もれば山となる”とはそういうことだよと伝えたくて、今回略して“ちりつも”という言葉で作った」
そして、「投票(いいね)を送ろう。」という中山楓さんの作品など、3点が入選しました。

(入選 中山楓さん)
「選挙の投票が“いいね”に似てるなと思って、それに見立てて投票を“いいね”と読んでキャッチコピーにした。自分でも選挙に行きたいと思えてなかったが、キャッチコピーを決めることで、もっと気軽に行っていいものなんだと思えるようになった」
選ばれた作品は、選挙期間中、SNSの広告に使用され、多くの若者の目に留まることが期待されます。

(県選挙管理委員会 山岡啓史さん)
「自分の考えでは思いつかないような若者らしいすばらしいキャッチコピーができていたと思う。キャッチコピーを作成した学生に選挙に興味を持ってもらって、キャッチコピーを見た若者が選挙や政治に興味関心を持って、10月27日の衆議院議員総選挙に投票に参加していただければと考える」










