石破総裁が衆議院を解散し、10月27日に投開票を行いたいと表明したことを受けて、高知県民からはさまざまな声が聞かれました。

(まちの人は)
「早めに解散(を表明)したのは正解かなという気はします。国民の意思を問うみたいな感じで、早めにどなたがふさわしい議員なのか選ぶためには、早めの解散が良かったんじゃないかと思う」

(まちの人は)
「きのう、ちょうど立憲民主党が(街頭演説を)やっていて、この間、新総裁が決まったのにどうして野党がやっているのか疑問に思っていて、そしたらちょうど解散となったので、まだこれから(争点について)考えようと思っています」

(まちの人は)
「SNSとかでいろいろな情報があるので、そういうのをしっかり把握して考えたいと思う」

(まちの人は)
Q.争点は?
「今、物価高とかが激しいので、その辺を改善していただけたらと思いますし、県によって賃金も全然違ってくるので、高知県だと低めになってかつ物価も高いので、そこを一律でやっていただけたら」

(まちの人は)
Q.選挙は行きますか?
「行きます。選挙に行かないは、ないです。必ず行きます。清い一票を入れたいと思います」

高知県内の各政党の反応です。

自由民主党高知県連の中谷元会長は「今回の解散総選挙は今の政権で良いのかを問う選挙である。精いっぱい自民・公明の連立政権で取り組み、石破総裁のもとで国民のために政治を変えられるよう全力で取り組んでいく」とコメントしています。

(公明党 高知県本部 西森雅和 代表)
「今回発足する内閣に対して、責任ある(政権)担当能力というものが今回の衆院選で問われる。私たちも選挙区に関しては(自民の)中谷さん・尾﨑さんをしっかりと支援してまいりたいと思いますし、また自民党の皆さまにも比例区においては公明党の支援をお願いしたい」

(立憲民主党 高知県連 武内則男 代表)
「9人がたった総裁選で言っていたことと、まったく違う方法を選択した。自民党の“政治とカネ”が、国民の政治不信を招いてきたのが現状。こうした政治不信を払拭し、まっとうな政治に変えていく戦いを全力で訴えていきたい」

日本共産党高知県委員会の春名直章委員長は「裏金問題など、本格的な審議もしないまま解散するのはくみできない。国民からの政治の信頼が失われ、物価高騰の対策もない。だからこそ今回の解散総選挙は共産党が躍進することで、自民党の政治を変えるチャンスだと捉えている」とコメントしています。