自民党総裁選は27日午後、投開票が行われ、新たな総裁に石破茂元幹事長が選ばれました。決選投票での1票となった高知の「地方票」は、石破氏でした。

自民党総裁選は過去最多となる9人が立候補しました。1回目の投票で過半数に到達する候補者はおらず、石破氏と高市氏による決選投票に。

決選投票の結果、議員票と地方票を合わせて石破氏が215票、高市氏が194票となり元幹事長の石破茂氏が自民党の新総裁に選ばれました。

(石破茂 新総裁)
「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、この日本国をもう一度、皆が笑顔で暮らせる安全で安心な国にするために、石破茂、全身全霊を尽くしてまいります」

高知県高知市の自民党高知県連でも午前中に開票作業が行われました。高知県内の党員、党友は8174人。投票総数は5316票で、投票率は65.04%でした。石破氏が2009票、高市氏が1908票、小泉氏が797票という結果で、決選投票での高知の1票は、石破氏となりました。

新たな総理大臣が指名される臨時国会は10月1日に招集されます。